「まだいける」それは心の疲労のサインだ|疲れている自分を認識しよう
「まだいける」
そう思って、自分を奮い立たせて頑張った経験は無いだろうか?
一度や二度であればいいが、連続して「まだいける」を使うと、そのうち壊れてしまう。
自分の無自覚な疲れ、心の叫びを自覚しよう。
自分は全然忙しくない
「自分なんかまだまだ忙しくない、自分より忙しい人はたくさんいる。」
そう、思っていないだろうか。
僕は、この2年間ずっとそう思っていた。
この考え方は、自分の本来の処理能力以上の力を引き出してくれる魔法の言葉だ。
この言葉を唱えると、いくら自分のプライベートを犠牲にしてでも、仕事をこなせるようになってしまう。
僕は2年間、大学のサークル部長、サークルをまとめる会の委員長、研究室の手伝い...etc.
「やったことないこと、周りとは違うことをやろう」
の一心で、いろんな役柄に挑戦してきた。
でも、そういうことをすると、慣れない仕事を大量にやらなければならなかったり、事務の人に気に入られて、予想外の仕事を飛ばされたりする。
でも、僕は
「あの人は、もっと短い時間であれだけの仕事をこなしている。」
「この人は、自分なんかよりはるかに仕事に時間を割いている。」
そんな風に思うようになって、自分の本当にやりたいことを傍において、人からの頼まれごとや、自分がやりたくないことを優先してしまった。
そういう状態に、自ら落とし込んでしまうのが
「まだいける」
「僕より忙しい人はたくさんいる」
「僕程度が忙しいなんてオコガマシイ」
という、言葉。
こういう心理状態で仕事や勉強をこなし続けると、当然自分の処理能力とか仕事をこなす力はガンガン上昇するし、いろんな面で成長はできる。
でも、それ以上に精神的に消耗する。
一回、二回であればさほど問題は無いのだけど、年単位でそれをし続けると、非常につらい。
最近ずっとこう思ってる、そんな人は
「自分は本当は疲れていないか?」
「余計な頼みごとも引き受けていないか?」
自問自答してみよう。
「疲れたことに気づいた」ときの対処法
僕が、自分の精神の疲労を感じたときの対処法は、
- 1日だけ自分の好きなことしかしない
- 早めにお風呂に入りながら本を読む
- 10時くらいに就寝する
好きなことして、長風呂して、しっかり寝る。
これだけでも大分違うと思う。
もちろん、社会人になればそんな暇はないのかもしれない。
そういう時は、兎に角睡眠時間をしっかり確保することが大切だ。
人間の脳は、睡眠中に記憶や心の整理をする。
だから、 "疲れた" ときは夜更かしをして好きなことをするよりも、兎に角その忙しい時期は睡眠時間を確保したほうが良い。
まとめ
今回は、僕が大学で2年間いろんな場面でリーダーという役割や、上と下の板挟み状態、慣れない役柄を務めて感じたことや、その経験で学んだことを書いた。
僕は高校時代は、陸上のハンマー投一筋で、委員会や勉強など他の一切の仕事をやらなかった。
それ故に、こういう人間関係が大きく左右する役柄を務めるのは初めてで、そもそもが慣れないことだった。
僕自身が思う以上に、精神的に消耗したし、勉学面に支障をきたしたこともあった。
で、何?ってことではあるのだけど、このブログを読んでくれた皆さんにはつらい思いとかしてほしくないので、こういう記事を書いてみた。
だから、皆さんは
「いま僕・私は疲れていないか?今のまま仕事をして大丈夫か?」
と自問する習慣をつけてほしいと思う。
それでは!