土鍋で「鯛めし」心安らぐあったかごはん。
同居人が作る、土鍋の鯛めし。
僕は普段、同居人と役割分担をしながら晩ご飯を作ることが多いのだけど、今日は僕がサークルで遅かったので、同居人が一人で全部作ってくれた。
その、今日の晩御飯の内容は...「鯛めし」。
僕は実家で鯛めしを食べたことがなく、その存在も、同居人が前に作ってくれて初めて知った。
鯛と醤油の素晴らしい香り。
鯛の旨味をたっぷり吸った、白ご飯と、おこげ。
今日、僕がアパートの部屋に帰ると、同居人が一人用の鍋を二つ、ぐつぐつしていた。
何をしているのかなと、蓋を開けて見せてもらうと、そこには一匹の鯛が、薄い黄金色の白米の上に寝そべっていた。
これは絶対旨い、そう確信した。
鍋を開けた時点で、台所いっぱいに広がる鯛と醤油とおこげの香り。
体が冷えていた僕には、極上の光景だった。
焼き色のついた鯛。
Lying Red Snapper On Gold Rice.
まずは、鯛の身をほぐす。
取り出した骨やアラは、キッチンの排水溝用ネットに入れ、耐熱容器に入れる。
水を適量入れ、電子レンジでチンしてカンタン鯛出汁をとっておく。
電子レンジでチン以外でも、鍋でひと煮立ちさせてもいいだろう。
骨をとった後の身は再びご飯の上へ。
ご飯を混ぜようとすると、おこげがチラリ。
これはおいしそうだ。
ご飯を食べていって、ある程度少なくなったら、ご飯を茶碗に移して、さっきとって置いた出汁を掛ける。
わさびと塩を少しいれると、最強の出汁茶漬けの完成だ。
これがおいしすぎてもうね。
12月最初の記事が、メインのガジェット系の記事じゃなくて、ご飯系で申し訳ないのだけど、あまりにおいしくて、思わず記事にしてしまった。
皆さんも是非、この冬は一人用土鍋を買って、鯛めしを作ることをお勧めする。
きっと、心から温まることができると思う。
こちら鯛めしを作ってくれた同居人。
作り方も見たい人はぜひ。