Tecの路地

現役理系大学生が、趣味のこと、ガジェットレビュー、写真、お気に入りのお店などについて、雑記的に記していくブログ。

「お前、歌下手だよな」昔カラオケで言われた話。そして歌が上手くなる方法。

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「お前の歌、めっちゃ不協和音になっててヤバいよ。」

これは高校1年生の時、ある友人に言われた言葉だ。

当時の僕は、カラオケに行くのが大好きで(今もだけど)、結構な頻度でカラオケに行って歌っていた。

歌はうまい方ではなかったけど、とにかく歌うのが大好きだった。

あるとき、友達と一緒にカラオケに行く機会があったのだけど、その時に

 

「お前の歌、めっちゃ不協和音になっててヤバいよ」

 

って言われた。

そのとき、当然だけど、めちゃくちゃ悔しくて、悲しかった。

 

しばらくの間、なんで歌が下手なんだろうって、ずっと考えていた。

考えて考えて、考えて。

 

結局答えは見つからなかったんだけど、一つのアイデアが浮かんだ。

 

「自分の歌を録音して聞いてみよう。」

 

僕はすぐにカラオケに行き、録音して聞いてみた。

録音したのは10曲くらいかな?

 

録音した僕自身の声は、こもってて、無駄にがなってて、まるで自分がめちゃくちゃ歌がうまいかのような歌い方をしていた。

誰が聞いても下手くそで、音程もリズムもずれまくってて、自分の声を聴くのが嫌になった。

 

正直、カラオケを嫌いになりかけた。

でも、僕には一つの夢があって、それのおかげで、カラオケを嫌いにはならなかった。

その夢は「ニコニコ動画で有名歌い手になること」だった。

 

今の僕はニコニコ動画に歌を投稿したりしてるんだけど、それはまた。

 

それで、何とかして、歌がうまくなりたいと思って、いろんな練習をした。

 

今日は、どうやったら、

「お前の歌、めっちゃ不協和音になっててヤバいよ」

から

「歌うまいよね、ウチの大学の軽音部の大半よりうまい」

といわれるくらいには歌がうまくなれたのか、それについて話そうと思う。

 

僕が「歌がうまくなるため」にやった練習法

僕は、歌がうまくなるために、いろんな練習をがむしゃらにやったが、今思い返してみると、大きく分類すると3種類のことしかしていない。

 

それは

  • 裏声の練習
  • ため息声の練習
  • 鼻に音を通す練習

この3つだ。

今までやった練習で、いい効果があったものはすべてこの3つのどれか、あるいはどれかの中の一部に当てはまる。

 

それぞれ解説しよう。

 

裏声の練習

僕は、幼いころから歌うのが好きだったらしく、自然に裏声を出すことができた。

だから、普段から裏声で(男の裏声は鍛えてないとキモイ)歌いまくっていた。

裏声で歌うことで、喉の筋肉が少しづつ鍛えられて、音程をコントロールしやすくなった。

今は大学3年生なので、6年間は裏声で歌うことを続けている。

 

裏声の出し方がわからない人のために、簡単に出せるようになる方法を教える。

 

もののけ姫の歌(張り詰めた~弓の~のやつ)を全力で物まねするといい。

気持ち悪い声が出たら、それが裏声だ。

 

それでできなければ、ラク~に鼻歌をするといい。

鼻歌をしながら口を開ければ、裏声が出る。

 

僕は裏声の練習を続けて6年、毎日10分くらいやってるけど、毎日1時間練習できる人なら、1年でそれなりに喉の筋肉は鍛えられると思う。

 

ため息声の練習

歌声とは、つまりため息のときの声のことだ。

「はぁ~...今日も疲れたぁー」

の「はぁ~」だ。

このこの時、喉に力が入ってなくて、この声でしゃべったり、歌ったりするのはなかなかきついと思う。

だからこそ、この声を練習することで、効率的に喉の筋肉を鍛えられる。

 

裏声が鍛えられた状態なら、この声でも楽に歌えるはずだ。

ため息声の感覚で、声帯がきれいに振動してるなってことがわかるくらいまで練習を積むといい。

裏声が十分に鍛えられると、ため息声と裏声はイケボに代わる。(個人差はあるけど)

 

鼻に音を通す練習

歌声の響きを良くするには、この練習が必須だ。

もともとイケボな人を除いて、自分の歌を録音して聞いた声が少しでもこもってると感じたなら、やった方がいい。

 

具体的には、口角を上げた状態で鼻歌をして、その状態で、口を開けるのだ。

うまく鼻に音が通れば、声のこもり感が減って、イケボに近づくことができる。

これは感覚の習得がめちゃくちゃ難しいから、気長にやることをオススメする。
僕はのんびりやって3年くらいかかった。

 

あと+αでやった方がいいこと

自分の声を録音しよう。

最初は気持ち悪く感じて嫌になるけど、しばらくやってると気にならなくなる。

自分の声を録音して聞いて、どこが悪いのか考えることで、進歩は早くなる。

 

自分の弱点に気づかないままひたすら練習することは、効率が悪いってのは誰でもわかることだ。

 

もし、家にマイクとパソコンがあるなら、家で録音してみることをお勧めする。

カラオケだと、エコーでぼやけたり、部屋が反響したりして、あやふやになっていた下手くそな部分が、すべて聞こえる。

めちゃくちゃつらいけど、やればやるだけ弱点がわかるはずだ。

 

今日はこのあたりで。

多分1記事で2000文字行くのは今回が初めて。

指が疲れてきたので、次はまた次回に。

そのうち僕の歌もここから聞けるようにしようと思う。

消してうまいとは言えないけど、少なくとも「誰が聞いても不快な歌」からは脱している。

6年やれば、それくらいの能力は身につくから。

 

いま、歌で悩んでる人がいたら、コメントしてほしい。

コメントしてくれたら、歌がうまくなるまで、何回でも相談に乗ろうと思う。