歌が上手くなるには?|ハイトーンボイスを習得する方法。
もっと高い声が出れば_________
カラオケや歌が好きな人は絶対、そう思ったことがあると思う。
というか思ったことがなければ、この記事は読んでいないだろう。
今回は、僕がカラオケに行って歌ってきた音源と、そういう風に歌えるようになるまでにやった練習法などを紹介しようと思う。
あ、それと、一般的に言われているミックスボイスは幻想だ。
いくら歌っても疲れず、声が枯れない発声法なんて存在しない。
僕の生歌|歌唱レベル
「発声云々を語る前にお前の声を聴かせろよ」
こういうボイトレ系の記事を見るといっつもそう思う、僕が。
だから、まず初めに僕の歌をここに貼る。
先に断っておくけど、僕は歌は上手くない。
でも、少なくとも "練習してハイトーンで歌えるようになった" 。
- 高い声が出ない
- 何から練習すればいいかわからない
- 他人がどういう風に練習してるか気になる
そんな人は読んでみるといいかも。
2019年1月にカラオケで歌った曲
ロストワンの号哭
Dracula la
Lemon
ワタリドリ
聴いたら分かっただろうけど、僕は歌は上手くない。
所詮、月1~2回カラオケで叫んでるだけの素人で、やってることも趣味の領域だ。
下で、僕がやってきた練習法とか、歌に関する練習法などを書いている。
本気でボーカリスト or シンガーを目指している人からしたら、お遊びみたいな内容だろう。
それらを了承して頂いた上で読んでほしい。
実際の練習法|裏声発声を鍛える
それじゃあ、実際の練習法なんだけど、ぶっちゃけると
裏声発声を鍛えよう
ということになる。
ふざけるな、と思うかもしれないが、ひとまず記事を読んでほしい。
発声の原理
発声は、特殊なものを除くと2つ存在する。
- 地声
- 裏声
この2つだ。
皆さんこれは良く知っていると思う。
以下の図を見てほしい。
左側が、裏声発声時の声帯、右側が地声発声時の声帯の状態だ。
地声の時は、声帯を閉じているため、声帯が擦りあう。
裏声の時は、声帯を開いているため、声帯が擦りあわない。
人間の発声、特に日本人の発声は地声の要素が強い。
日頃から裏声でしゃべる人なんてそうそういないだろう。
そのため、声帯を "閉鎖する" 筋肉が非常に鍛えられている。
しかし、日常的に裏声を使う人はそうそういないため、声帯を "開く" 筋肉がは全然鍛えられていない。
高い声で歌うためには、声帯を閉じ過ぎず、開き過ぎずの中途半端な状態で発声しなければならない。
裏声なら高い声は出るけど、それは求めているハイトーンボイスではないだろう。
地声のようなパワフルさを保ったまま、高音で歌うには、
「地声のように声帯が擦り合いつつ、」
「声帯がしっかり動けるように外側から引っ張る必要がある」
高い声というのは、声帯が "高速で振動" することによって発声する。
声帯を強く閉鎖していると、低い声(遅く振動)のときはちゃんと動いて声が出る。
でもその状態で、だんだん速く振動させていくと、息をたくさん出さないとちゃんと振動しなくなって大きな声になる。
さらに高くすると、うまく振動せずに声が出なくなる。
だから、高い声になるにつれて、声帯を少しづつ外側に引っ張って、声帯が擦りあうところの負担を小さくし、振動しやすくしなければならない。
ハイトーンボイスを出せるようになるための練習
上で述べたことを改めてまとめると、ハイトーンで歌うには
地声の発声をしつつ、裏声で使う筋肉で声帯を外側に引っ張る
ことが必要だ。
そのためには、裏声発声を鍛えなければならない。
ということがわかるはずだ。
でも、ここまで読んで理解できたなら、言うべきことはほとんどない。
ただ単に、日常的に裏声で歌えばいいだけだ。
風呂に入ってるときでもいいし、料理を作りながらでもいい。
通勤中の車の中でもいいし、わざわざカラオケに行って練習しても良い。
とにかく、常日頃から裏声を意識して使うことが大切だ。
使わなきゃ鍛えられないんだから。
(女性に歌うまい人が多いのは日頃から話し言葉で裏声を使うことが多いから。電話とか。)
裏声で歌っていると、初めは鍛えられてないから、結構疲れる。
でも、しっかり続けていくと、徐々に鍛えられて出しやすくなっていくはずだ。
実際に僕がカラオケで裏声の練習をした時の音源はコレ。
※気持ち悪いかもなので、男の裏声が苦手な人はきかないほうが良いかも。
君の知らない物語
もののけ姫
※君の知らない物語の途中の声、もののけ姫の最後の声は "ホイッスルボイス" という特殊な発声法です。裏声ではないので注意。
裏声を鍛えるにも段階がある。
ステップ1:裏声を出しまくる
ステップ2:低い裏声を練習する
ステップ3:良く響く裏声を練習する
ステップ4:地声と裏声を行ったり来たりする
この4ステップ。
ステップ1:裏声発声を練習し始めた直後は声帯を広げる筋肉が鍛えられてないから、裏声を出すとすごく疲れる。
だからとにかく出すことになれる。
ステップ2:本来は地声の領域で裏声発声することで、息の勢いに頼らずに声帯の形状を維持する訓練。
ステップ3:裏声発声の状態で、声帯を閉じることで芯のある良く響く裏声発声ができるようになる。
よりハイトーンボイスでの発声に近づく。
ステップ4:地声と裏声を行ったり来たりすることで、実践(歌)の時にスムーズに高い声を出せるようになる。
分からないことがあれば、質問してくれれば答えるし、声を乗せてほしいと言われれば乗せる。
まとめ
今回は僕の生歌を出しつつ、ハイトーンで歌えるようになる練習法と、声に関する知識をまとめた。
上でも述べたが、質問などあれば答えるし、声であれこれやってほしいと言われれば音源も載せる。
リクエストがあれば、歌えるものなら歌ってくる。
だから、ハイトーンで歌いたい人は是非、気軽にコメントを書いてくれると嬉しい。
それでは!