「RICOH GR」憧れていたカメラを手に入れた。人生初めてのコンデジレビュー。
僕が欲しかったカメラ。
カメラに興味を持ったのは、およそ1年前のことだ。
大学の先輩が一眼レフを購入して、いろんな写真を撮っているのを見て、僕も写真を撮りたいなと思うようになった。
人というのは、楽しそうなことをしている人と同じことがしたくなるものらしい。
そして、たまたま臨時収入があったので、初めてのカメラはどんなカメラを買おう、と数多のカメラのレビューを見て、自分が欲しいカメラは何か、どういう用途なのか、を考えていた。
臨時収入の金額はおよそ3万円。
良いカメラを買うには少々心もとない。
「初めは軽いカメラがいいかな、画質が良いのが良いな」
と考えて、黒くてコンパクトでおしゃれなRICOH GRが欲しいと、そう思った。
このカメラはいろんなサイトで紹介されていて、何よりも”道具としての質感と歴史”が僕を惹き付けた。
でも、予算の3万円では、新品6万、中古で4万のカメラは買えない。
結局、サイズは大きくてもいいから画質重視で、型落ちだから価格が安い、NikonというメーカーのD5100という初心者向けの一眼レフを購入した。
そのカメラのレビューは以下の記事で。
けして、妥協して買ったわけじゃなくて、僕自身が納得するまで吟味して、購入した。
で、まあ一年間使い倒して、僕の期待には大いに応えてくれた。
暫く使っていく中で、僕が一番取りたい写真は何なのか?
作品的な写真なのか?
スポーツか?
動物か?
いろいろ考えながら写真を撮っていた。
そんな中で結局、僕が撮りたい写真は、スナップだということを理解した。
だから、今回は最強のスナップシュータ―と呼ばれる「RICOH GR」を購入したんだ。
最強のスナップシューター「RICOH GR」
真っ黒で、小さな筐体にAPS-Cなんていう大きなセンサーを搭載した、まさに小さな巨人。
2013年のカメラだから、それほど暗いところとかは期待できないかもだけど、僕はあんまり夜写真を撮らないので問題ない。
実際手に持ってみると、一眼を持ちなれた僕には少し小さいようにも感じる。
しかし、マグネシウム合金で出来たその体は、確かな質感と、”良い道具を持つ”満足感を与えてくれる。
たった缶コーヒー1本分ちょっとの黒いカメラは、意外なほど手になじむ。
RICOHのコンパクトデジタルカメラ、GRシリーズは、初代DRデジタルからほとんど変わっていない。
完成された道具とはコレのことかもしれない。
明日を待ちきれず、実際に写真を撮ってしまったので、見ていこう。
GR初めての写真
僕は普段からRAW現像するのが好きなので、以下の写真はRAWで撮影してレタッチしたものだ。
大したものを写してなくて、大変申し訳ない。
手元にあったものを適当に撮っただけだから、いろいろぐちゃぐちゃかも。
でも、コンパクトデジカメと言われて、信じられないほどの画質だと思う。
ボケるところはしっかりボケて、ピントが合っているところはバッチリ解像する。
D5100よりいいんじゃないかな。
まあ年代の差も2年とは言え、あるわけだからさ。
しょうがないかもしれない。
あと、僕は写真はある程度明るくて、青っぽい色が好きなので、レタッチすると大体こんな風に仕上げてしまう。
まだまだ下手くそだから、GRの良さを生かしきれてないかもしれない。
これからゆっくり28mmという画角に慣れていきたいな。
これだけのカメラが、今なら中古で3万5千で買うことができるのは本当に良い時代になったなぁ(というか、良い時代に生まれたなぁ)と思う。
まだスマホカメラで写真を撮っている皆さんは是非、良いカメラを使ってみてほしいな。
それでは!