Tecの路地

現役理系大学生が、趣味のこと、ガジェットレビュー、写真、お気に入りのお店などについて、雑記的に記していくブログ。

有線イヤホンを無線化する|スマホのためのポータブル無線アンプPHA55BT

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ブログを1週間ぶりになるかな。
しばらくテスト、実験レポート、実験発表が重なっていて、なかなかブログを更新することができなかったのだけど、今日からまた更新していこうと思う。


さて、僕は普段、YTmusicというストリーミング再生アプリを使って音楽を聴いている。

www.technology-8239.net

スマホにお気に入りイヤホンやヘッドフォンをつないで音楽を聴くわけだけど、やはりスマホの音質は悪い。

イヤホンならまだ良いけど、ヘッドフォンともなれば駆動力不足(ヘッドフォンの実力が発揮できず、音質が落ちる現象)に陥るのは必然だ。

それに世間では、スマホはイヤホンジャック廃止の流れになってきている。

だから、僕は "ポータブルBluetoothヘッドフォンアンプ" を導入した。

ポータブルBluetoothヘッドフォンアンプ

スマホに搭載されているヘッドフォンアンプでは、イヤホンやヘッドフォンの実力が発揮できないことは、この記事を読んでいる皆さんはよくわかっているのではと思う。

スマホにとって音楽再生というのは、あくまでもオマケで、メインではない。
適度に聴ける音質にしつつ、アンプ部などにはお金がかかっていない。

そのため、音質に重きをおいた比較的高価なイヤホンやヘッドフォンで音楽を聴くと、いまいち納得できない音になることが多い。

これはスマホに搭載されているアンプ(電気信号を増幅する電子パーツ)の出力が非力であったり、DAC(デジタルデータを電気信号に変換する電子パーツ)の質が悪かったりするためだ。

となると、外付けのポータブルアンプ(音楽再生専用のDACとアンプを搭載したモノ)とスマホを有線接続すればいいのだけど、今度はスマホが一気に分厚くなり重たくなる。

だから、音質と手軽さ、出力を兼ね備えたポータブルBluetoothヘッドフォンアンプというものに手を出してみた。

PHA55BT

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この商品は、世界的に有名な日本のポータブルオーディオメーカー、Audio-Technica(オーディオテクニカ)の製品だ。

非常にコンパクトで、Walkmanよりも小さい。

使い方は単純で、電源を入れてイヤホンをさし、スマホとペアリングするだけ。
これだけで手軽にスマホの音質を飛躍的にUPさせることができるほか、煩わしいケーブルからスマホを開放することができる。

もちろん、据え置きのアンプや真空管アンプ、有線接続のポータブルヘッドフォンアンプに比べると若干音質が落ちるのだけど、スマホ直さしによりは音質が良いし、ヘッドフォンもポータブル用途のものであれば、ある程度は駆動することができる。

というか、そもそもの音源がYTmusicなので、これ以上の音質は必要ないかな。本当に良い音で聞きたいときは据え置きで聴くしね。

良い所

このポータブルBluetoothヘッドフォンアンプの良い所は、以下の通り。

  • 軽い
  • 出力もそれなり(ポータブルのヘッドフォンでもまあまあ駆動する)
  • 充電が8時間持つ
  • YTmusicを無線で使って聴ける
  • LDACコーデックに対応
  • ダイナミック専用モード、BA専用モードがある

僕がこれを手にした(というか彼女に誕生日プレゼントでもらった!!!)理由は、YTmusicを無線で好きなイヤホンを使って聞くためだ。

当然、僕は普通のBluetoothイヤホンを持っているから、それで聴けばいいと言えばそれまでなんだけど、それでは音質に満足できない。

BluetoothイヤホンではDACもアンプも品質が良くないし、何より耳から出っ張るのが好きじゃない。

でも、有線イヤホンをスマホに直さしするのも微妙。

更には今後イヤホンジャックは廃止されていく。
となれば、イヤホンジャックがなくても、好きなイヤホンで音楽が聴けるこの商品を手に入れるしかなかったわけだ。

そもそもスマホで音楽を聴かずに、専用のDAPを用意しなよ。

って言われることもあるかもだけど、僕もそう思う。
専用DAPなら音質は完璧だ。

でも、ストリーミングミュージックサービスが使えない。
新しい曲が聴きたいとき、聞きなれた曲しか入ってないDAPより、新しい曲を探しに行けるYTmusicやSpotifyなどが使いたい。

だから、スマホで無線で使える高音質なこのBluetoothアンプは良いものだと思う。

あと、LDACに対応しているのは良い。
androidでも良い音で聴ける。

ダイナミック専用モードとBA専用モードについては、それぞれのドライバに対応したインピーダンスが設定されていて、それぞれに合った出力となる。
例えばダイナミックならインピーダンス高めになるしBAならインピーダンス低めになる。

ダイナミックイヤホンでBAモードにすると、やたらとエッジがたった嫌な音になるけど、BAイヤホンでBAモードにすると、刺さらず、高解像感な音になる。

逆にダイナミックモードでBAイヤホンを使うと、ぼけた音になるけどダイナミックイヤホンなら低音が非常に良い。

ハイブリッドイヤホンならBAモードがオススメ。

悪い所

基本的には一切の不満はない。
駆動力は十分でないとはいえ、スマホよりははるかにあるし、それなりにヘッドフォンも駆動する。
たまに途切れることもあるけど、Bluetoothだからしょうがないだろう。

まとめ

今回は有線イヤホンを無線化でき、スマホの音質を飛躍的に向上させられるポータブルBluetoothヘッドフォンアンプ「PHA55BT」を紹介した。

非常に日常生活が楽しくなるので、皆さんもどうだろうか?

それでは!

オーディオテクニカ Bluetooth対応ポータブル・ヘッドホンアンプaudio-technica AT-PHA55BT

 

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