50年前発売の美しいシャーペン「LAMY2000 ペンシル」をレビュー
学ぶものにはお金をかけるべき。
これはいつからか忘れたけど、ずっと僕の心の内にある言葉だ。
僕は高校生のときは全く勉強できなかったのだけど、勉強に使うシャーペンにはとてもこだわってきた。
今回はドイツの文具メーカーLAMYが50年前に発売したフラッグシップシャーペン「LAMY2000 ペンシル」を購入した。
このシャーペンは6000円と、僕が今まで買ってきたシャーペンたちを遥かに上回る価格だ。
いわゆる高級シャーペンの部類で、ずっとほしかったのだけど、なかなか手に入らなかった。
しかし、今回たまたま臨時収入ができたので、購入してみたわけだ。
LAMY2000 ペンシル
今回購入したこのLAMY2000は、タイトルでも書いている通りおよそ50年前にドイツの文具メーカーLAMYから発売されたシャープペンシルだ。
正確な発売年は1966年で、僕が生まれる32年も前のこと。
そんな時代に発売された文具が、形状そのままに残っていて、今なお売れ続けている。
そんな歴史のあるシャーペンに僕は惹かれた。
このLAMY2000ペンシルには、0.7mmのスタンダードモデルと、日本向けの0.5mmのモデルが存在する。
僕が買ったのはドイツでよく使われている0.7mmのモデルだ。
やはり、最初に作られたのが0.7mmとあっては、そちらが欲しくなるのは当然だと思う。
良いところ
- 流線型の無駄をそぎ落とした美しいデザイン
- 適度な太さなので手の大きい僕にとって握りやすい
- 低重心であるため力を入れずに書ける
もっとも良い所は、その無駄のない上品なデザイン。
使っていて楽しくなる、非常に良い道具だ。
そして、ほかのシャープペンシルに比べて若干太いので、手が大きな僕でも労せずに握ることができる。
また、胴体が樹脂、先端が金属でできているため、低重心で書きやすい。
悪いところ
- 若者には少し似合わない
- 付属の芯が日本製品に比べて書き心地が滑らかでない
- ペン先が若干カタつく
デザインは、シンプルで非常に品があるのだけど、やはり20歳の若者が持つには少々品がありすぎる感じがする。
僕は日頃実年齢より高く見られがちで、彼女にも、そのペンは似合っていると言われたのだけど、一般的な大学生が持っていると、少々ペンが "浮く" 気がする。
また、日本製のシャープペンシルの芯に比べて若干滑らかでない気はする。
僕としては、特に問題ないし、そういうところも好きなのだけど、人によっては気になるかもしれないので、デメリットとして書いた。
また、設計が非常に昔であるためか、若干ペン先がカタつく。
これについても、僕は気にならないが、最近のきっちりかっちりした書き心地のペンが好きな人は、苦手かもしれない。
使ってみて感じたこと
今日一日、このLAMY2000ペンシルを使ってみて、まだ買って間もないのに良く手になじんだことに驚いた。
独特な流線型で、先端が先細りになっているためか、最近の直円筒形状のシャープペンシルにくらべて持ちやすい。
0.7mmだから、若干扱いづらいかな?とも思ったのだけど、全然そんなことは無く、0.5mmとほぼ変わらない文字の太さだったように思う。
それでいて芯が折れにくいというのは良いことだ。
そして何より、使っていて心が躍る...というかわくわくする。
使っても使っても使いたくなる。
そんなシャープペンシルは初めてかもしれない。
まとめ
今回はおよそ6300円の高級シャープペンシル「LAMY2000 ペンシル」をレビューした。
50年前の製品とは思えない美しいデザインで、少々品がありすぎて戸惑ってしまったくらい。
20歳の若輩者の身には余る品かもしれないけど、このペンの持ち主に見合うくらい成長出来れば問題ないよね。
僕が購入した0.7mm↓↓
ラミー LAMY 2000 シャーペン ペンシル 0.7mm L101
日本向けの0.5mm↓↓