スマホの画面をモノクロにしてみたらスマホを使う時間が減った件。
デジタルデトックスをしたい
現代はあまりにデジタルに囲まれている。
僕らの生活には、コンピュータで制御された製品が必要不可欠で、コンピュータがなくなれば、僕らの生活は瞬く間に崩壊するだろう。
そんな"デジタル"に頼りっぱなしの生活だが、僕はときどき、デジタルから抜け出したいと思うことがある。
本を読むにも、スマホやKindleで読むのではなく、紙の本で。
音楽も、スマホのミュージックアプリで聴くのではなくて、生の演奏を聴きたい。
もういっそ、電波の届かない山麓で、キャンプとかして一晩明かしたい。
そういう風に思うことがある。
でも、本くらいならともかく、現実的には完全にデジタルを断ち切ることはできない。
だから、僕は"デジタル感"を無くすために、スマートフォンの表示をモノクロにしてみた。
僕はスマホに使われていた
僕らはスマホを持ち歩いていると、ついつい暇な時間にスマホをひらいてしまう。
特に意味なんてないのに。
もちろん、Twitterの動向を追うとか、ラインで友達から連絡が来ていないかとか、その確認のために開くこともある。
でも、無意識にスマホを開いて、ひたすらTwitterの更新ボタンを押していることはないだろうか?
(ボタンというより、上から下にスワイプして更新するやつ)
僕は、自分がこれをしていることに気が付いた時、なんて無駄なことをしているんだと愕然とした覚えがある。
確かにスマホはいろんな事が出来て使いこなせば便利だけど、意味もないのにスマホを触っているとなると、それは”スマホに使われている”。
スマホの画面をモノクロにするとスマホを触らなくなる
人は無意識に、情報量の多いものに触れたがる。
文字だけの本より、写真や図が入った本を好むように。
単体の楽器より、大編成のオーケストラを聴きたがるように。
ブラックの珈琲より、クリームやチョコレート、果実の入ったフラペチーノを飲みたがるように。
もちろん、
- 本は文字を読んでこそだ!
- オーケストラよりピアノ単体の演奏のほうが好きだ!
- フラペチーノなんかより珈琲だ!
そんな人もいるだろうが、圧倒的に少数派であることは否めない。
そしてスマートフォンはその”情報量が多いもの”の代表たる存在だ。
他のどんなものより早く情報にアクセスできるし、カラーで、動画も見れて、目と耳にフルに情報を与えてくれる。
だから僕は、あえてスマートフォンの画面をモノクロにした。
”色”の情報量は非常に多いもので、カラーというだけで目を引いてしまう。
皆さんも、自分の参考書を選ぶとき、カラーの絵が入っているものと、モノクロの絵が入っているもの、どちらを選ぶだろうか。
多くの人が、無意識に「カラーのほうがわかりやすい」と感じると思う。
モノクロ化することでスマホは洗練される
僕が最近、読ませて頂いているブログがある。
色について様々な視点で書かれているブログなのだけど、このブログによると、
「上品で洗練されたイメージ」
「グレーには、悩み事やストレスを解消させ気持ちをリラックスさせる効果があるといわれている」
「心の中を落ち着かせ・冷静さを維持してくれる」
スマホは、僕らに様々な情報を与える。
寝る前にスマホを見ると、交感神経が優位になって眠れなくなるし、日ごろ何でもない時に、スマホの見過ぎで脳が活発になりすぎて、疲れを感じる。
だから、スマホをモノクロにすることでその情報量を少しでも抑え、心を落ち着かせようというわけだ。
同時に、スマホが白と黒のモノトーンに統一される。
モノトーンほど洗練されたものはないだろう。
まとめ
スマホの画面をモノクロにすることで、僕の持ち物の中で「最大の情報量を誇るデバイス」だったスマホのことを、「見てもあまり情報を得られないデバイス」と、無意識に思うようになり、結果的にスマホを見なくなる。
スマホ離れをしたいけど、なかなか離れられない人には是非お勧めする。
スマホ画面のモノクロ化の手法については以下のサイトで詳しく解説してあるので、参考に是非。
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